旅の準備

コロナも補償対象!おすすめ海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険をご紹介

この記事では、コロナの時代でも旅をあきらめることなく、感染リスクを減らしながら旅行を楽しむための助けとなる、「海外旅行傷害保険」「国内旅行傷害保険」について解説します。

コロナの前には加入・非加入が比較的自由な選択だった旅行保険ですが、Withコロナの【新しい旅】として、保険加入は必須とも言えるほど重要な項目になっています

数ある保険会社の比較方法や、おすすめの会社もご紹介しますので、現在の保険事情をぜひともチェックしてくださいね!

保険を比較しよう!

ここでは、改めて「旅行保険」の基本情報と、withコロナでの保険会社比較のポイントをご紹介します!

国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険

旅行保険

旅行保険は正確には「旅行傷害保険」と言い、国内旅行には「国内旅行傷害保険」、海外旅行には「海外旅行傷害保険」が加入可能。旅行代理店を経由する、インターネットで申し込む、空港で加入するなど様々なタイミングで加入できます。

旅行保険は、国内・海外問わず旅行中に起きた「ケガ」に対し、保険金が支払われる仕組みです。「ケガ(傷害)」とは、それに起因した死亡、後遺障害、入院、通院、手術を対象とします。

傷害への補償を基本とし、これに加えて「賠償責任」、「盗難」、「救援者費用」、「食中毒」も補償の対象。ただこれらはオプショナルとして別途申し込みを要する場合や、最初から自由に加入を決められる場合もあります。この他特約(オプション)を選択できる場合も。

国内旅行傷害保険の落とし穴

落とし穴

海外旅行保険と国内旅行保険のもっとも大きな違いは、「病気(疾病)」についてです。国内旅行保険では、通常「病気」は補償内容に含まれていません。

外国(海外旅行保険)と違い国内であれば手持ちの保険証が使えますし、大きな病気もそれぞれ医療保険に加入しているケースが多いので、そもそもニーズがありません。

現実的にも、たとえば2泊3日の日程で、旅行中の行動が原因で病気になるか?というと疑問ですし、本当に旅行中の行動が原因だったのか?という証明が極めて難しいというわけです。

このためいつ感染したか分からず、潜伏期間も長めのコロナを補償対象にというのは非常に困難、という前提があります。

一方、海外旅行保険ではもともと「病気」も補償対象に含まれていました。国内旅行保険に比べると、コロナに対しても比較的ルール化しやすい部分があったかもしれません。とはいえ国ごとの医療体制が影響しますので、一筋縄にはいかない問題です。

保険会社を比較するポイント

比較

前記の通り、コロナは感染者が多く、保険会社にとっても未だ扱いの難しい疾病ではあります。ですが冒頭でも記載した通りコロナ発生からすでに数年が経過しています。この時代に旅行をしようと考えた時、「コロナに対応した保険はないかな?」と、多くの人が自然に頭の中に浮かぶはず。

にもかかわらず、大手の保険会社でもトップページに「コロナ」の文字を一切出していない、そんなケースが少なくありません。これは未だに対応が定まっていない、補償の対象に含めない、ケースバイケースを貫いている…、そうしたことのあらわれです。

あくまで主観ですが、保険会社は保守的な会社が多いです。ペーパーレスで申し込みが出来るようになったのも他業種に比べずっと遅く、それまでは「分かりづらい記入欄の多い申込書(本人直筆!)」を書かなければ、申し込みもできませんでした。

このため、withコロナの【新しい旅】でおすすめの保険会社を見つける方法はシンプル。補償内容にバラツキがあったとしても、「Webサイトのトップページで堂々とコロナについて言及している会社」なら加入者の不安に応える準備ができているということになるでしょう。

キャンセル保険について

キャンセル

一方、「国内旅行傷害保険」「海外旅行傷害保険」と合わせて、加入の検討をおすすめしたいのが「キャンセル保険」です。コロナ以降「旅行保険」+「キャンセル保険」というパッケージになっている保険商品も増えており、用語の解説という意味でもご紹介します。

上記の「国内旅行傷害保険」「海外旅行傷害保険」はあくまで「旅行中に生じたトラブル」に対する補償です。これに対して「キャンセル保険」は、「旅行前に生じたトラブル」によって、旅行に行けなくなった時に、「発生したキャンセル料をカバー」してくれる保険。

出発前にコロナに感染した場合、感染した本人だけでなく濃厚接触者であっても旅行は中止せざるを得ません。そんな場合でも基本的にキャンセル料は発生しますので、キャンセル保険はこの負担を少しでも軽減するために役立つ仕組みです。

しかもコロナだけでなく、航空便の欠航や、急な葬儀、事故など様々な理由によるキャンセルを補償してくれます。「旅行傷害保険」とあわせて「キャンセル保険」を活用することが、これからの【新しい旅】には安心ですよ!

「キャンセル保険」についての詳しい記事、おすすめの保険については以下もご覧くださいね。

コロナも補償!おすすめキャンセル保険と会社比較のポイントをご紹介!
withコロナの旅に保険は必須!この記事では時代のニーズに合ったおすすめの「キャンセル保険」を、保険会社比較のコツと併せてご紹介します。状況の変わりやすいコロナ禍に、キャンセル料を補償してくれる心強い存在。国内旅行にも海外旅行にもぜひ活用しましょう!

厳選!withコロナにおすすめの保険

筆者は旅行代理店に勤務していますので、保険会社とは切っても切れない関係にあります。その上で、公平な目ばかりでなく、withコロナの【新しい旅】を前向きに考える保険会社としておすすめをご紹介します

ただ、ここでおすすめしなかった会社もコロナ禍で大きな変化を求められており、今後体制が変わっていく可能性も十分にあり得ますよ。

おすすめ国内旅行保険会社

国内旅行保険

損保ジャパン&Mysurance 【コロナ安心旅行保険】

現在もっともおすすめの保険は、2022年3月に発表されたプランで、損保ジャパンと子会社のMysurance(マイシュアランス)が提供する「コロナ安心旅行保険」です。というより、国内旅行保険に関してハッキリとコロナ対策が取られている保険はほとんどありませんので、ぜひとも検討したい保険です。

もちろんプランとしても良く練られていて、仕組みとして3つの保険が組み合わさった形で販売されています。Mysuranceはもともと少額短期保険(キャンセル保険)を扱う会社として、「Travel キャンセル保険」という保険商品を販売しています。

この「Travel キャンセル保険」に、損保ジャパンの「国内旅行傷害保険」、そこに「新型コロナウイルス感染症一時金支払特約」(オプション)を追加したのが、「コロナ安心旅行保険」です。特約は帰宅後14日以内にコロナと診断された場合一時金が支払われるというもの。

このプランのすごいところは、キャンセル保険で「旅行前」を、国内旅行保険で「旅行中」を、特約(オプション)で「旅行後」をカバーしているところです!補償される額は必ずしも多いとは言えませんが、とても良い商品だと感じました。

特に費用が高額な場合や、出発がかなり先になる場合には、とても心強い存在です。3つの保険が1つになって手軽に申し込めるのも嬉しいですね。これからのwithコロナ時代に、おすすめのチョイスです。

おすすめ海外旅行保険会社

海外旅行保険

JTB &ジェイアイ傷害火災保険 【T@biho】

海外旅行保険について、現段階でもっともおすすめなのはジェイアイ障害火災保険(JTBグループとAIGグループとの合弁会社)の保険商品T@biho(たびほ)です。「コロナにも対応した海外旅行保険」という内容で、疾病死亡、治療費用、救援費用はもちろん対象となります。

また特筆すべきは「医師の指示により発生した隔離施設の宿泊費用」が補償対象として明記されている点。海外でコロナに感染してしまった時、心配になることのひとつが滞在先です。

医師の判断、ホテルのポリシー、国ごとのルールによって、もともといたホテルに滞在可能か、または他の施設にうつるか、というのはその都度変わってきます。入院にならない軽症という点では幸いなことですが、もとのホテルに滞在可能だったとしても、今度は金銭面の心配が生じます。

この点についてきちんと補償をしてくれるというのは、withコロナの時代にとても重要になってくる部分です。

さらに、【T@biho】は特約(オプション)で、コロナに特化した「キャンセル保険」もあわせて加入ができる点で、魅力があります。加入者にとっての心配事に対し、細やかな対応をしている印象。JTBでの海外旅行ならwithコロナでも安心ですね。

損保ジャパン 【新・海外旅行保険 off!】

また、国内に引き続き、損保ジャパンもおすすめです。

コロナに対して明確にルール化されており、加入者への疑問にもきちんと答えている印象。JTB同様、「コロナにも対応した海外旅行保険」となっています。ただ国内旅行保険で紹介した「コロナ安心旅行保険」とは異なり、キャンセル保険や特約はつきませんので、その点だけ注意。

またこちらも「旅行中に感染し医師の治療をうけ、医師の指示で滞在された宿泊施設・ホテル代・帰りの飛行機代(払い戻し分を差し引いた差額分)は補償されます」との記載があり、安心感があります。

感染した混乱の中で、航空便を自身で変更するのもとてもハードルが高いです。これに関して損保ジャパンはもともとプロ中のプロですから、すべてまかせてしまえる点、本当に安心ですね。

HS損保 【ネット海外旅行保険たびとも】

HISの損害保険会社です。こちらも「コロナに対応した海外旅行保険」を展開していて、補償対象も上記2社と変わらず、安心感が得られる内容です。比較的リーズナブルという点で魅力がありますね。

またQ&Aや「保険金お支払いフローチャート」がとても分かりやすく、起こりうるコロナに関するトラブルの様々なパターンをイメージしやすいです。またどんなケースで保険金が支払われるか、または支払われないかも一目瞭然。

さらに保険金を請求する際に必要になる書類のフォーマットは、現地へ行ってからでは確認しづらいもの。こうした大切な情報を、加入前からはっきりと明示しているのは好感が持てますし、加入者にとって大きな利益です。

旅行会社の保険プラン

旅行

近畿日本ツーリスト by 東京海上日動【コロナお守りパック】

旅行会社が設定する保険パッケージが発売されています。近畿日本ツーリストの国内旅行ツアーを申し込む場合には「コロナお守りパック」という名称で、「国内旅行保険」+「コロナ一時金特約」+「メディカルアシスト」という形態の保険に加入ができます。

引受保険会社は東京海上日動ですが、東京海上日動で直接売り出してはおらず、特定の旅行会社向けのパックという形です。このプランに更に「キャンセル保険」に加入すると安心感が増しますよ。

ちなみにこのプランは2021年から早々に取り組みがなされており、さすが老舗。保険という形でいち早く顧客の不安に応えるというのは、国内旅行に強く、大手で、切り替えの早い体制がなければ、出来ないと思います。

加入には諸条件がありますので確認が必要ですが、こうした前向きな姿勢の旅行会社であれば、家族旅行や高齢のご両親への旅行などに、頼りがいがありますね

JTB 【ルックJTB安心パック】

海外旅行保険の項でご紹介の【T@biho】とは異なるもので、JTBの海外旅行ツアー「ルックJTB」で予約をした場合に、加入可能な保険パッケージです。

「キャンセル保険」と「コロナお見舞金制度」+「各専門のサポートデスク」が込みになっており、コロナ時代に安心なプラン。海外旅行保険に別途、各自で追加するスタイルを取っています。

JTBのツアーはリピーターも多く、信頼性が高いです。その期待を裏切らないサポート力と感じますので、JTBのツアーを利用する場合はとてもユースフル。安心第一の選択肢におすすめですよ。

クレジットカード付帯保険について

最後に、クレジットカード付帯保険について紹介します。この件は非常に目まぐるしい変化の真っただ中という印象がありますが、傾向としてははっきりしています。

アメックス

クレジットカード付帯国内旅行保険

結論から言いますと、「コロナが対象内の国内旅行保険」が付帯されているクレジットカードは、存在しませんし、おそらく今後出てこないと思います。なぜなら前述のとおり、もともと国内旅行保険には「疾病」が含まれないためです。

ですがその一方で、withコロナで国内旅行を楽しみたい人は急増しています。その分事故や、トラブルの可能性は上がっています。万一に備えるためにも、withコロナの【新しい旅】では国内旅行保険をカバーするクレジットカードを所持したいものですね。

クレジットカード付帯海外旅行保険

また「コロナが対象内の海外旅行保険」が付帯されているクレジットカードは、現在確認できたのはアメックスと三井住友トラストクラブ。それぞれキャンセル保険にあたる「キャンセルプロテクション」まで付帯されていて驚きました。カードのステータスによって違いがありますので要確認ですが、さすがです!

ただ、アメックスも三井住友トラストクラブも、年会費がかかる高級カードです。それ以外のクレジットカードとなると、いくつかのカード会社でコロナを対象内にしているものの、多くはコロナ対象外。

こうした状況を鑑みると、Withコロナの旅行では、クレジットカードの付帯保険だけではもう安心できません。個別で「カード+αの保険」に申し込む形で、積極的にフォローアップしていくことをおすすめします。

withコロナの旅のカード情報やおすすめのクレジットカードは以下をご参照ください!「国内旅行傷害保険」&「海外旅行傷害保険」が付帯されるカードを厳選してご紹介します。

クレジットカード付帯保険でコロナも補償!新時代のおすすめカード4選
この記事では国内旅行保険・コロナ対応の海外旅行保険を付帯する、おすすめクレジットカード4選をご紹介!withコロナの時代にマッチしたカードの比較、また付帯保険にプラスしてさらに安心「キャンセル保険」についても解説しますので参考にしてくださいね!

まとめ withコロナには保険は必須!

安心安全

いかがでしたでしょうか。

【新しい旅】のスタイルに必要な情報として、「旅行保険」について紹介しました。

保険は、今後重要なキーとなる存在です。

海外であっても保険非加入の状態で渡航する人も少なからずいましたが、これからの旅行は、国内旅行・海外旅行ともに保険の加入が重視されるのではないでしょうか。保険なしとは、つまりはいざという時サポートなしということです。

大変厳しい状況に陥ってしまう可能性があり、それに備えなくてはなりません。国内旅行であってもこれから保険加入が常識化してくのではないかと思いますよ。

少しでも安全、安心にこのwithコロナ時代の旅を楽しみましょう♪

状況は目まぐるしく変化していますので、ここで取り上げなかった他の保険会社も、ぜひチェックしてみてくださいね。

以上、参考になれば幸いです。


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